尾張旭市の健康都市づくりが「スポーツ庁長官優秀賞」を受賞!

 2020年11月30日、厚生労働省・スポーツ庁が主催する「第9回健康寿命をのばそう!アワード」の生活習慣病予防分野で、愛知県尾張旭市がスポーツ庁長官優秀賞を受賞した。応募件数76件の中から「厚生労働大臣優秀賞」、「スポーツ庁長官優秀賞」等が選出された。尾張旭市には、室伏スポーツ庁長官より表彰状が授与された。

運動を通じた健康づくりの輪

 アワードの目的は、「健やかで心豊かに生活できる社会の実現を目指し、健康増進・生活習慣病予防推進において優れた取組を行っている企業・団体・自治体の表彰を行うことを通じて、それらの奨励・普及を図ること」にある。「スポーツ庁長官優秀賞」の対象となるのは、特にスポーツ・運動を通じた優れた取組だ。

 

同市の受賞テーマは「寝たきりにさせないまちづくりをめざし、健康づくり推進員とともに取り組む」である。2004年にWHO西太平洋地域健康都市連合の設立メンバーとして加盟以来、健康づくり推進員を中心に取り組んできた健康都市活動が評価された。

 アワードの目的は、「健やかで心豊かに生活できる社会の実現を目指し、健康増進・生活習慣病予防推進において優れた取組を行っている企業・団体・自治体の表彰を行うことを通じて、それらの奨励・普及を図ること」にある。「スポーツ庁長官優秀賞」の対象となるのは、特にスポーツ・運動を通じた優れた取組だ。

同市の受賞テーマは「寝たきりにさせないまちづくりをめざし、健康づくり推進員とともに取り組む」である。2004年にWHO西太平洋地域健康都市連合の設立メンバーとして加盟以来、健康づくり推進員を中心に取り組んできた健康都市活動が評価された。

健康づくり推進員会は、市が主催する「健康づくり推進員養成講座」の修了者で組織されている。市民の健康リーダーとして地域の健康づくりの輪を広げるボランティア団体だ。主な活動は筋力トレーニングやウォーキング、笑いと健康で、市が開催する教室や自主グループの活動支援を行っている。特に「らくらく筋トレ体操」では、現在64の自主グループが活動しており1400人以上が自主的にトレーニングに励むなど、普及の輪が広がっているという。また、健康づくり推進員の活動により、市民の運動機能が促進されていることが大学等との共同研究で実証されたことが、今回の受賞のポイントになった。

楽しみながら「らくらく筋トレ体操」に取組む市民
楽しみながら「らくらく筋トレ体操」に取組む市民

関係者のコメント

健康づくり推進員会会長 間瀬多栄子氏

 健康都市として15年以上継続して活動してきた取組が評価され、大変嬉しいです。今回の賞は、研究に携わっていただいた大学や医療関係の皆様と、何より日々筋トレ体操に励んでおられる市民の皆さんとともに受賞したもの。まさに尾張旭市全体の力でいただいた賞であり、重みと誇りを感じます。

尾張旭市健康課健康増進係長 秋山さちこ氏

 今回の受賞は、長年に渡り健康課と健康づくり推進員(以下、推進員)が、ともに取り組んできたことが認められ、大変うれしく思っています。日頃から感覚的に感じていた効果を科学的な数値で評価できたことは、大変有意義で、今後活動を継続する上で、私たちの根拠となっていくと思います。

今後も健康都市を実現していくために、推進員とともに健康寿命の延伸に向けてさらに活動していきたいと思っています。



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