ウイズコロナ時代に移行する今、健康を基盤にまちづくりを再生するのが「健康都市」の役割である。健康都市連合並びに日本支部には、蓄積した経験と知見により、「人とまちの健康づくり」に以前にも増して貢献することが期待されている。そうした状況のもと、第18回健康都市連合日本支部大会が大阪府泉佐野市で2022年11月に開催された。2年にわたり中止を余儀なくされたが、市長や職員、市民団体の熱意により、「食べて 動いて しっかり笑おう」をテーマとする地域色豊かな大会を実現した。
本稿では、千代松市長のインタビューをはじめ、大会における市民団体の活動発表、さらに「笑い」をテーマとする基調講演の概要を報告する。